前世と今世を知る占い研究室

西洋占星術 初級講座3

このページは初心者の方向けのホロスコープ読み方講座です。 検索で来られた方は、最初のページからお読みください。


全体像からサインへ

前ページではホロスコープの全体像をざっと眺めてみました。
まだまだホロスコープの解読は始まったばかりです。
初心者の方は、いったん前ページで得た全体像をメモして次の分析に進みましょう。

本来はこの一見の時点でアスペクト(※解説1)やハウスも見渡しておきます。
しかし慣れないうちは難しいと思います。
アスペクトやハウスを読むのは後回しにして、まずは占星術の醍醐味である12サイン(星座)から読み解くことにします。


サインのステレオタイプを頭に叩き込む

ホロスコープのうち、主に感受点の入るサインを読み解いていきます。読み解く順や感受点の意味については後ほどご説明します。
その前に、各サインがどんなものか知らなければなりません。
先に12サイン全てについて特徴を頭に叩き込んでおきます。

「他人の星座(サイン)なんか知らない。私の星座以外、どーでもいい」などと言わず、どうか全サインについて一通り目を通してください。最初は簡単でけっこうです。
自分の星座は一つなのではありません。あなたは全ての星座を持っているかもしれません。
または全ての星座を持たなくても、様々な形で全ての星座に関わる可能性を持っています。 だから星座で他人を差別してはならないし、「他人の星座なんか関係ない」などと考えてはいけないのです。

ところで12サインを覚える前に心がけていただきたいのは、「サインはまずステレオタイプ(典型的な特徴)で覚える」ということです。

世の中には、様々な星占いの本が売られています。
特に近年の流行りは、星座についての新解釈を加えた本。
自分の「星座」つまり誕生日が属する太陽星座について、イメージを拡大させるような本が人気でよく読まれているようです。
星座からイメージした小説やマンガなどを好まれる方も多いでしょう。

そのような本も、イメージを鍛えるためには良いと思います。
占星術はもともと哲学のベースとして、イメージ力の鍛錬のために使われていたこともありますから。

でも技術としてホロスコープを読み解くためには、あまり知識のないうちから星座のイメージを広げ過ぎないほうが良いと言えます。
特に古くからある解釈を曲げるような新解釈、たとえば
「獅子座にはクールな人もいる」(※解説2
などという他の星座と重複するようなイメージで解釈を変化させてしまうと、まともにホロスコープが読めなくなります。

何故、最近の占星術師たちが一つの星座について新しい解釈を次々と付けてしまうかと言うと、太陽星座一つだけで全てを読み取ろうという無理をするからです。
太陽だけではなく他の感受点も読み取る癖を付けたなら、星座の解釈はシンプルでステレオタイプなもので十分だと分かるはずです。

人の個性がステンドグラスのように様々な色で輝くのは、一つの星座に多くの色があるからではなく、その人が一人で多くの星座を持つからなのです。

まずは学び始めのうちに徹底してステレオタイプなサインのイメージを頭に叩き込んでください。
他のサインとすぐに区別することが出来るほどの単純なステレオタイプを、です。
それが占星術上達のための最短の道と言えます。


12サインの特徴

12サインの解釈はこちらのページに書きました。
サインは流れで読むと覚えが早くなりますので、なるべく上のページをご一読ください。
ここにはステレオタイプな特徴だけ転載しておきます。このステレオタイプの特徴が、そのサインの持ち主に必ず全て当てはまるというわけではありません。これはあくまでも他のサインと区別するためのデフォルト・イメージとしてお使いください。

★転載注意。引用の場合は必ずここのURLを記載し、「~座はこんな性格」と短絡的に決めつける差別に使うのは絶対におやめください。犯罪行為への利用は当サイト主が法的措置を取る場合があります

牡羊座

・ヒーローっぽい(英雄の素質あり)
・リーダーシップがある
・運動部の部長タイプ
・正義感がある
・行動的(あるいは突如として行動をやめる)
・積極的(あるいは壁にぶつかると突然に消極的)
・経験や知識が不足している
・正直で嘘をつかない(つけない)
・お世辞を言うのは苦手
・短気
・闘争心が強い
・基本的には明るくて善良な人、憎めない

牡牛座

・大きな村の村長、家長タイプ
・何事にも動じない風格を持つ
・安定志向
・大らか、癒し系
・美食家、お洒落
・行動が鈍い
・会話は退屈
・物に執着し過ぎる
・夢(ロマン)がない
・動かないので怠惰と思われがち
・家族や身内には優しい
・いざという時には闘う、頼りがいがある

双子座

・やり手の外交官タイプ
・優れた実務家、切れ者
・会話が上手い、スマートな交渉が得意
・現実主義、利害を考え行動する
・冷静、論理的
・感情表現が下手
・冷たい、人を斬り捨てる
・策略家(と誤解されがち)
・自分にも他人にも厳し過ぎる
・理屈屋
・努力家、働き者
・物欲がなく清貧を善しとする、清潔な印象

蟹座

・優しいお父さん、お母さんタイプ
・感受性が豊か
・情に厚い
・親切で世話好き
・感覚で判断する
・論理的な話が苦手
・自己主張が弱い
・他人に影響されやすい
・神経過敏
・感情が変化しやすい
・唐突に切れることがある
・粘り強さ、集中力を持つ

獅子座

・王様タイプ(あるいは御曹司タイプ)
・プライドが高い、故に頑張り屋(自己研さんに努める)
・独善的、我がまま
・空気が読めない、空回りしがち
・子供っぽい無邪気さを持つ
・浪費癖がある
・名誉や出世を求める
・仕事は有能、敏腕
・疲れを知らない強靭な体力
・ロマンチスト
・本質は寂しがり屋で人間が大好き
・情に厚く、人間味があり世話好き

乙女座

・職人、研究員タイプ
・明瞭な分析力がある
・細部をおろそかにしない
・繊細な気づかいに長ける
・神経質、清潔好き
・潔癖症
・細かい指摘が多い、小言を言う
・自己保身に走りがち
・理想が高い
・完璧主義者
・地味な言動
・悪事はしないため信頼性抜群

天秤座

・博学な学者タイプ
・公平、正当
・バランス第一、集団に合わせた正義を選ぶ
・人付き合いが上手い
・サッパリしていて温和な気質
・服装センスが良い
・誰からも好かれる
・あくがない(個性が弱い)
・他人の意見に合わせ過ぎ
・優柔不断、自分が無い
・平和主義
・調和的な人間関係を求める

蠍座

・カリスマ支配者タイプ
・激しく情熱的
・情が深い
・タフネス、屈しない
・性的魅力がある、もてる
・神秘的
・執着心が強い
・猜疑心が強い
・嫉妬深い
・目的のため手段を選ばず
・大勢の人と交流するのは苦手
・命がけで人を愛し愛される

射手座

・スポーツマンタイプ
・永遠の夢見る少年
・よくリーダーに推薦されるが、面倒を嫌い逃げ回る
・お気楽、ご気楽、楽天主義(に見える)
・自由が好きだと公言している
・内面は神経過敏
・腹芸が得意、交渉術に長ける
・徹底的な負けず嫌い、競争好き
・ひどい議論好き(特に酒の席でひどい)
・哲学好き、誇大な概念に取り憑かれることがある
・汚いことは大嫌い、不正はしない
・基本的に爽やかな性質で人に好かれる

山羊座

・大企業社員、政治家タイプ
・大人っぽい
・世間知に長けている
・地味だが品がある
・礼儀正しい
・真面目、厳格過ぎる
・野心家
・出世にこだわり過ぎる
・横暴、時に暴力的
・冗談が通じない
・愛情表現は苦手
・現実対応能力があり、目標を叶える力を持つ

水瓶座

・何らかのジャンルで天才タイプ
・博愛主義者
・無意識的に公平
・こだわりなく淡白、冷たそう
・独創的、計画立案能力がある
・本質的に自由
・マイペース
・生まれつき変人
・奇抜な行動をしがち
・ルールは無視する
・集団行動が出来ない
・根はヒューマニスト、友愛至上主義

魚座

・メランコリックな芸術家タイプ
・優しい
・涙もろい
・いつも人助けしている
・芸術的感性がある
・臆病で慎重
・自己犠牲が過ぎる
・感情に左右される
・周囲の影響を受けやすい
・他人に利用されがち
・重大問題には対処出来ない
・優れたボランティア精神で人々を支え得る


サインを読む際に注意すべきこと

以上サインについて簡単な特徴を書いてきましたが、全サイン共通で言える注意点を述べておきます。
それは「サインの終わりに近い感受点は次のサインの影響を受ける」、そして「サインの始まりに近い感受点は過剰にそのサインの特徴を持つ」傾向があるということです。
ただし牡羊座などの例外を除きます。(牡羊座の初期はむしろ牡羊座らしくなく、弱々しい印象の方が多いようです)

例外は鑑定をしながら追々覚えていくものなので、とりあえず最初は大まかに上のように記憶し、注意だけしておいてください。
とにかくある感受点がそのサインに入っているからと言って、0度できっちりと線引きして、解釈を思い込み過ぎないことです。くどいようですが、ホロスコープを読むためには俯瞰思考が大切です。定規で分けたような思い込みは禁物です。

さらに細かいことを言えば、サインの中で感受点のある位置(度数)でも解釈は変わってきます。上のステレオタイプのイメージを頭に叩き込んでおけば度数ごとの変化も軸を持って読むことができます。 この軸がないと、そのつど適当な解釈を付け足すことになってしまいます。


解説

※1【アスペクト】
感受点と感受点が作る角度のことです。ホロスコープでは、感受点同士を結ぶ線として円を横切るように表されています。
アスペクトそれぞれの解釈については後述します。

※2【星座の新解釈】(他ページの繰り返しになりますがここにも書いておきます)
「獅子座にはクールな人もいる」などという解釈は、実占経験を積んだ人が、太陽・獅子座の人を観察していて「どうも一般の獅子座らしくないクールな人がいるようだ」と判断した結果として述べられたものと思います。
しかし実際そのようなケースでは、太陽ではなくアセンダントや月が風星座であったため「クール」な性質を持っていた可能性が高いと言えます。観察者は太陽を手前に置いて奥のアセンや月を透かし見ているので、それが太陽のものだと誤解したのです。
このように太陽だけに視点を置くと、玉虫色の新解釈が生まれてしまいます。


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