×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

前世と今世を知る占い研究室

西洋占星術 初級講座5

このページは初心者の方向けのホロスコープ読み方講座です。 検索で来られた方は、最初のページからお読みください。


MCで人生目標を読む

前ページでASC(アセンダント)、月、太陽と重要な感受点の入るサインを読みました。
他にも重要な感受点はありますが、人生の流れを大きくつかむという意味で特に重要なMCから先にご紹介します。

MCはホロスコープの「天頂」に当たる感受点です。現実には天頂ではなく子午線と黄道が交わる南の点ですが、ホロスコープを読む場合には「最も高い位置にある点」と考えます。
(読み方は「エムシー」が一般的で、これは「Medium Coeli/メデウムコエリ」の略です)

「最も高い位置にある」ということは、つまりホロスコープという人生計画書の目標がここに表れると言えます。
ASCからジャンプした魂は太陽を燃料としてさらに高く飛び、最も高い位置にあるMCを目指します。
このため、MCは「理想」であり「人生目標」であり、「果たすべき使命」とも言えるのです。

もう少しMCを詳しく見ると、MCはホロスコープを四分割した最上部、社会性の極まりを示しています。このことから、社会的に成熟した人間となった後に初めてMCが実現するのだと分かります。
それぞれの人が与えられた寿命のなかで役割を果たすことになるので、MCが実現する年齢は一概に言えないのですが、現代は45歳~50歳以降に実現している人が多いようです。 現代の平均寿命から考えると、その年齢が最も充実する時期と言えるからでしょうか。

MCは大人としての社会生活の中で実現しますから、多くの人の場合、職業を通じて役割を果たすことになると思います。
このため一般的な占星術ではMCをカスプ(境界線)とする第10ハウスを「適職」と読みます。
ただし全ての魂が職業を持つことを「人生目標」としているわけではありません。魂の目標とは、そんなに単純ではないのです。

人によっては辛い経験をすることが役割である場合さえあります。家に閉じこもる生活を余儀なくされている人にも、そのことで可能な役割があるはずです。
金持ちになったり有名になる人生だけを「成功」と呼ぶことは、西洋占星術ではあり得ません。世間の「成功」は、魂の計画から見れば「成功」ではない場合もあります。
MCをきちんと読んでいけば、「こうでなければならない」などという定型の人生など存在しないことを思い知らされるはずです。

このように複雑で多様な人生目標を読むためには、MCを度数ごとに解釈するのが正当です。さらにASC・月・太陽との掛け合わせで読むことも必要です。
しかし最初はなかなか難しいので、まずMCのあるサイン(星座)で大まかにイメージしてみてください。MCのサインが得意とする分野が「社会的役割」となり「目標」となるでしょう。

なおMCサインを読み解く際は、世間にある仕事に囚われないことが大切です。
なるべく広い意味の「ライフワーク」・「社会貢献」として読んでください。

【MCサインで読む人生目標 一例】
牡羊座:未開拓の分野を切り拓く
牡牛座:経済発展に貢献する
双子座:組織の高位で役割を果たす
蟹座 :国家や集団に奉仕する
獅子座:芸術で文化発展に寄与する
乙女座:技術力で社会に貢献する
天秤座:人の輪を繋ぎ外交を助ける
蠍座 :多くの人を魅了し率いる
射手座:思想を極め社会に提言する
山羊座:地位を得て社会を治める
水瓶座:新規の思想で社会改革する
魚座 :ボランティアに身を投じる
 //これらはあくまでも一例なので、くれぐれも参考程度に留めるようお願いします。

ところで生計を立てるという意味での「適職」を知るにはMCや第10ハウスではなく、次に書く第6ハウス(DSC手前)で見たほうが現実的です。
誰もが社会貢献だけで生活出来るとは限らないからです。


第6ハウス(DSCの手前)で適職を読む

「社会的役割」と混同しやすい「適職」についてここで触れておきます。

西洋占星術で「適職」を調べるのは実は難しいと言われていて、様々な占い方が考えられてきました。
上に書いた通り、近年では第10ハウスを「適職」として読むのが主流となっているようです。

確かに、仕事が結果として社会貢献となる人は多いので、第10ハウスで占うのも間違いではないのだと思います。
しかし残念ながら、MCの目標が仕事と一致している人ばかりとは限りません。
人によっては「人生目標」と「仕事」は別物で、対立することさえあります。
現実にも第10ハウスの影響が強いホロスコープの持ち主のほうが、世間的な意味での定職を持つことを嫌がる傾向があるようです。 何故なら第10ハウスが強いと、生計を立てる仕事より社会貢献のほうに強く興味を持つことになるからです。

世間的な意味での仕事とは広い世界への社会貢献ではなく、もう少し個人的な事情での“お勤め”のことです。
そのような意味での「適職」を知るには、少々古典的なやり方なのですが、第6ハウスに入る惑星やサインを読むほうが正解に近くなると考えられます。

第6ハウスは【勤務の室】と呼ばれ、義務としてこなす仕事を表しています。
ハウスを否定する手法を選択された方は、DSCの手前20~30度を目安に読んでみてください。
DSC(ディセンダント)とはホロスコープで見ますと右端の感受点のこと。ASC(アセンダント)の対極、つまり西の地平線と黄道が交わる点です。
DSCは他者と結びつくポイントですから、その手前で社会人の一歩として「仕事」という義務を強いられることになります。

この第6ハウスで「適職」を調べるときは、ハウス(DSC手前)に入る惑星で読みます。
これは世間的な職業カテゴリーで解釈することが可能なので例を挙げておきます。


第6ハウスに太陽がある

大企業のサラリーマンや公務員など、エリート的で公に誇ることの出来るような仕事が適職です。仕事を人生で最も大切なことと考えているため、就職すると仕事人間になりやすいでしょう。


第6ハウスに月がある

医療や介護、心理療法士など、人を癒し奉仕することで喜びを得られる仕事が適職です。自分自身が喜びを感じられるかどうかがポイントなので、単純労働は避けたほうが良いでしょう。


第6ハウスに水星がある

文書作成、秘書、研究職、コンサルタント、文筆業など、あらゆる知的労働が適職です。神経が細いところがあるので、心理的に負荷のかかる仕事は避けましょう。睡眠不足で倒れやすいので注意。


第6ハウスに金星がある

ファッション関係や芸術、金融業など、明るく派手で世間から注目を浴びる仕事に向きます。仕事が趣味と言えるほど楽しみを感じられるかどうかがポイントです。地味な仕事では長続きしないでしょう。


第6ハウスに火星がある

組織のトップや管理職など、自ら率先して動く仕事に向きます。肉体労働も厭わず引き受ける方です。仕事に並々ならぬ情熱を注ぐため、気付かないうちに限界を超えることがあります。過労に注意してください。


第6ハウスに木星がある

大勢の人と交流する事業主や営業職が適職です。人との縁を大切にするため、援助も受けやすいでしょう。仕事で飲食する機会も増えることから、お酒で体を壊しやすい傾向があります。飲み過ぎに注意です。


第6ハウスに土星がある

責任感と忍耐力は抜群なので、官公庁の職員など地味でも責任を求められる仕事に向きます。企業に入れば将来的に重役となる可能性はありますが、対人関係が苦手なので職場での不和に注意。


第6ハウスに天王星がある

科学技術の研究者、大学教授など、専門職に向きます。発明発見をする可能性も高いでしょう。周りの理解が得られず孤立することもありますが気にし過ぎないことです。気に病むと突如、体を壊します。


第6ハウスに海王星がある

文芸、音楽、絵画など芸術分野が適職です。神秘的な能力もあるので、スピリチュアル分野にも向きます。社会的な知識には疎いため堅い仕事には向きません。芸術的な感性を活かせる仕事を選んでください。


第6ハウスに冥王星がある

あまり注目を浴びることのない裏方の仕事が適職です。危険任務を担うような特殊な仕事にも向きます。やろうと決めた仕事には徹底的に全力を注ぐでしょう。「程々」を心がけてください。



感受点が2つ以上ある場合は組み合わせで考えます。地球に近い惑星を優先して考えると現実的な適職が判断出来ると思います。また、年齢によって適職が変わることもあります。 (例:第6ハウスに木星と土星のある人→若い頃は営業職に向いていたが、晩年は重役に向くなど)

感受点が全くない場合は、第6ハウスのカスプがあるサイン(またはDSCサインの一つ前のサイン)の支配星で占う方法もあります。
※支配星については後述します
ただ、第6ハウスに感受点がないということは世間的な仕事への関心が薄いということも表しているので、支配星で無理に適職を考える必要があるかどうかは疑問です。

第6ハウスに感受点がなく第10ハウスの感受点が多い場合、定職を持たずアルバイトだけで生計を立て、社会貢献活動に熱中するような人生になることがあります。 この場合、第2ハウスに感受点がないとよりその可能性が高まるでしょう。
もし友人や我が子がそのようなホロスコープを持っていたとしても、「就職出来ないかもしれない。どうしよう」などと心配する必要はありません。
たとえ収入が少なくても第10ハウスの目標に生きたなら、本人は幸福なはずです。
「仕事」に生きるか、「社会貢献」に生きるか。他人がとやかく言うことではありませんし、親でも決められないことです。


カルミネート惑星を読む

MCをご紹介しましたので、カルミネート惑星についてもご説明しておきます。

カルミネート(エレベート)惑星とはMCの最も近くにある惑星のことです。ASC/ICなどの感受点は当然ながら含まれませんので、「惑星」と限定します。
ハウスで言えば第9~第10にある惑星になりますが、これらのハウスに惑星がない場合はホロスコープ中で最も高い位置にある惑星をカルミネートとします。ただしこの場合、影響力は弱まると考えてください。

カルミネート惑星はホロスコープ全体に影響を及ぼします。
特にMCと近ければ近いほど影響力は強いと考えられます。合(0度~4度程)のアスペクトを形成する場合、非常に強い影響力を持ちますから見過ごさないよう注意が必要です。

カルミネート惑星がホロスコープにどのような影響を与えるのかは、その惑星の性質で読みます。
以下参考までに例を挙げますが、特に合の場合は大変影響力が強いため、可能なら惑星の度数ごとに掘り下げた解釈をするべきです。


太陽カルミネート

自己実現のためのパワーを持ちます。アスペクトが良ければ、社会で認められ称賛されるような人生となります。


月カルミネート

人と協力して事を成す運勢です。周囲とうまく調和出来るため、女性なら地域に溶け込む良い妻となるでしょう。


水星カルミネート

知識を習得しやすい環境に恵まれます。コミュニケーション力と現実感覚に優れるため仕事では成功しやすいでしょう。


金星カルミネート

平和な環境に恵まれ、人に愛されやすく富も得るでしょう。年齢が増すごとに次第に豊かとなっていく運があります。


火星カルミネート

活動力があり、思い立ったことをすぐ実行に移すことが出来ます。無自覚でも競争心があり、勝つ力もあります。


木星カルミネート

幸運に恵まれた人生となります。思いがけない引き立てを受けて、突然の出世をする可能性があります。


土星カルミネート

何らかの義務を負い生まれて来ています。苦労するかもしれませんが、偉大な業績を残す可能性があります。


天王星カルミネート

改革の使命を持って生まれたか、改革に巻き込まれるかのどちらかです。閉塞感を打開するような人生となります。


海王星カルミネート

ファンタジックなイメージの担い手となるか、神秘なメッセージの伝道者となります。神秘や芸術分野で役割を果たします。


冥王星カルミネート

権力を得て社会を動かすことになる可能性があります。思想や宗教の創始者となる運もあります。


全体に言えることは、カルミネート惑星は地球より遠方であるほうが影響力が強く、自分だけではなく周囲や社会も巻き込む傾向が強まるということです。
海王星や冥王星はまだ発見から年数が浅いため、その影響力は未知数のところがあります。 (冥王星は天文学上の惑星ではなくなりましたが、今のところ占星学では影響ありと判断します)

INFO+PR

お読みいただきありがとうございます。このページを気に入っていただけたら投票ボタンのクリックをお願いします。
占い

LINEで送る



↑ PAGE TOP