×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

前世の影響を脱している

宿曜占星術が当たらない第二の理由は、すでに前世の影響を脱している人である場合です。

トップで書いた通り、宿曜占星術のベースとなっているのは【月の星座】です。
この【月の星座】はギリシャ系の西洋占星術では前世〜幼年期を表すものとされます。
したがって、前世の影響から脱してしまった人は【月の星座】である宿の解釈がほとんど当たらなくなってくるでしょう。

理屈のうえでは年齢が若い人よりも、中年期以降の方にこのような人が多くなってくるはずです。

さて、では前世の影響を脱している人の場合、どこを見れば良いのかというと【ASC/上昇点。生まれた時の東の地平線上の点、その星座】というものを見れば概ねその人の本質が見えてきます。

そもそも人の魂の変わりがたい本質は【ASC】に出るのではないかと考えられます。
このため古典占星術や、現在のインド占星術では【ASC】を最も重要視しているのです。

(※要注意。現在主流の、太陽星座を最重要と考えるポピュラーな占星術では、性格は太陽星座に表れASCはただ容姿を示すだけのものだと主張されることが多いです。しかし古典占星術においてはASCは「製造番号」に例えられる最も基礎的な魂の性格です。性格への影響力の大きさは、一位:ASC、二位:月、三位:太陽など他の星とアスペクト…となります。ここでは古典に従います)

【月星座】の影響力も確かに強く、人生が終わるまでなかなか影響を脱することが出来ない人も多いですが、【ASC】に比べればほんの一時期の通過点に過ぎません。

あるいは、【太陽星座】を見ることもあります。これは人生の半ば、最も活躍している時の性格に影響を与えることがあるでしょう。同じく人生の絶頂期として【MC/黄道の頂点】を見たり、後半でしたら【DSE/西の地平線】を見たりすると生き方が見えて来て、性格への影響もある程度まで推測出来ます。

このように占星術によって性格を読み取ることは、実はなかなか繊細で難しいものです。
宿という【月星座】だけで人生の最後までの性格を決めつけてしまうのは、西洋占星術の観点から申し上げると正直ナンセンスと感じてしまいます。

ただ上記の通り前世の影響を受けたまま・あるいは増幅させて人生を終える人も多くいることは確かです。その人々が宿曜占星術を「当たっている」と感じるのだとしたら、6〜7割という数字が前世の影響を受けたまま生きている人の数ということになります。かなり高い割合ですから、宿曜を調べることの益は大きいでしょう。


次のページへ

目次