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ヒトラーのホロスコープ

お馴染みの教材です

先日の池上彰氏のテレビ番組でヒトラーを思い出し、ヒトラーのホロスコープなどを眺めておりました。
プライベートブログにも2015/7/30の記事で書いたのですが、改めてこちらのサイトに掲載しておきます。
(文章もより分かりやすくするため推敲・加筆してあります)

ヒトラーのホロスコープは長年プロ中のプロ占星術師たちが徹底分析してきました。
おそらく占星術の教室でも必ず取り上げられるお馴染みの教材なのではないかと思います。
今さらネットの片隅で素人が分析することに何ら意味はありませんので、ここはあくまでも紹介としまして、個人的雑感のみ付け加えています。
特にアスペクト(トランジット、プログレスも)の分析はいくらでも教材が溢れているから他を見てください。
私は他であまり着目されていない出生サビアンを少し読んでみました。以下、読書感想のようなものです。

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著作権法上の表記。
記事内 引用元:
1.「直居版」『定本サビアン占星学』直居アキラ著 魔女の家BOOKS
2.「松村版」『決定版 サビアン占星術』松村潔著 GAKKEN
この記事におけるサビアン占星術の翻訳文は特に表記のない限り、2の書籍からの引用である
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※ご注意※ このページでは度数をチャートのまま書いております。シンボルを調べる際は、1度足してください。

ヒトラーのホロスコープ

ヒトラーの出生時間にはプロの間でも激しい議論があるようです。
一般的には18:30出生とされ、アセンダントは天秤座26度とされることが多いのですが、昔のことですからもちろん出生時間は正確ではないでしょう。 このためアセンダントは、占星術師たちによって天秤座20度~27度まで幅広い推測が為されています。(ポピュラーなのは間をとって25、26度あたり)

【天秤座20度台前半とするもの】

【天秤座20度台後半とするもの】


最も極端な例を挙げてみました。
いつも通り私はオーブはかなり広めの設定ですから、一般的な教材より遥かにアスペクトが多く見えると思いますが気にしないでください。
(アセンダントの説に基づき手動で動かしたため、惑星の分までは正確なものではありません。何か大きく間違っていたらご連絡ください)


いずれの説にしても、第12ハウス(敵)の天王星が天秤座19度
『ユダヤ人のラビ』
にあることは背筋の寒くなる事実です。
ユダヤ人はヒトラー自身が敵視した相手ですが、最終的には隠れた「ラビたち」すなわちユダヤ人指導者たちに後押しされた連合国に打ち負かされる。この運命と文字通り符号します。

ヒトラーほどの大物になれば出生時間どころか出生日も捏造される可能性が高くなりますが、 天王星「ユダヤ人ラビ」それから太陽の牡牛座0度
『清らかな山の小川』 (霊脈から降された避けられない運命がある)
たったこの二点だけを見ても、出生日について偽造はなかったと考えることが可能です。

今さらながら改めて思います。
恐るべし、占星術。恐るべしサビアンシンボル。


ヒトラー、その人格全体の雰囲気をつかむ

ヒトラーのホロスコープを、このようにオーブ広めに取るとその特異さが一目瞭然です。
私ならこのような方から鑑定を依頼されたらお断りしたくなります。パソコンでホロスコープを開いた瞬間に閉じたくなりますね。

オーソドックスな解釈、
・10ハウス獅子座に土星がありカルミネート、このため権力の頂点に登りつめるが失脚したのは必然
・牡牛座に太陽始め非常に多くの星が集まり所有欲の強さを表している
等々は省きます。

これらオーソドックスな解釈は抜きにして、全体の印象として特殊で険悪な雰囲気です。
特に第3ハウスに突き刺さるような多重YODが目立ちます。
山羊座で合となる月・木星を頂点として、MC×冥王、MC×海王のYODが重なる。
(後半説の場合)

私が最近つくづく思うのは、YODはなめてはいけないということです。
一つでも強力な拘束力・破壊力があります。
ネイタルでこれだけYODが目立つということは、ヒトラーは天才であるとともに、予め挫折を原動力として歴史に名を刻むべく生まれてきたことになります。なんとも残念な名の刻み方でしたが…。

しかしヒトラーは意外にもグランドクロス等の古典的な「不吉さ」ではなく、YODをメインとする近代的な宿命を抱えるホロスコープでしたね。
神経過敏で攻撃的、牡牛座16度『剣とたいまつの戦い』で水星・金星の完全合があることからも危険人物とは言えますが、絶対的不吉さはない。
このネイタルを見る限りでは善にも悪にもどちらにも転び得る人だったと言えます。

特にYODの頂点となる木星と月の合。
木星シンボルを見ますと、
山羊座8度『ハープを運ぶ天使』
なんとも長閑で、穏やかな天使からの祝福さえ受けているかのようです。
ただし特殊なアスペクトであることを考慮し、直居版で読むとこうなります。

(一時期アイデンティティを失って流浪するが)逆にこの人は、精神的あるいは社会的にリーダーシップを取るほど成長してゆくことが考えられるのである。 【引用元1.P226】

さらに、月のシンボルは
山羊座 6度『力のあるベールに隠れた預言者』
これは松村版でも
「社会や共同体について否定的な考えに取り憑かれることがある。社会の終末に対して鋭い見解を示す」
等とアグレッシブな解釈がされていますが、直居版ではさらに刺激的に、
「(人生において挫折したりプレッシャーが強いため)一時的に悪や錯乱の道に入ってしまうこともある。(高次元の霊の励ましを知り)純粋に生きるべき」
と書かれています。

ご存知の通りヒトラーは常に自分の背後で囁き、予言する者の存在を感じていたそうです。彼は「操り人形だった」と言われていますが、人間ではなく霊たちに操られていたのだと思います。
私はかつて、若くして死ぬはずだった彼が悪魔に魂を売って蘇りその時に契約したのでは?と想像してきました。 しかしこのホロスコープを見る限り、ヒトラーが生まれる前から何らかの霊と契約してきたことは明白です。
ただし山羊座6度のシンボルでは、その契約相手は善意の天使と悪魔のどちらも考えられます。
もし徹底して純粋な求道をすれば、波動の高い霊と結びつくことも可能だったはずですが…。それにしてもこのホロスコープは険悪で攻撃的な面が多過ぎて、難しいか。


ヒトラーのアセンダントを考える

ところでアセンダントの議論について、私は少々一般的ではないかもしれませんが27度説(上図の後者)が近い気がしています。あくまでも性格や人生から考えた限りですが。

この説に設定すると、サビアンシンボルは
 ASC 天秤座27度 『輝く影響の最中にいる男』
 DSC 牡羊座27度 『落胆させられた大聴衆』
となります。
この天秤座27度の詩文は、ルディア文の直居訳だと『すぐ側にあって自分を助けている霊的な力に気づく人』です。 つまり、耳元でささやく何者か――ヒトラーが“あいつ”と呼んだ霊とともに地上へ生まれてきたことになります。
悪い意味でまさにそのまま、背筋が寒くなります。

『落胆させられた大聴衆』は、言わずもがな。歴史的事実としてそうなった光景が浮かび上がります。
ASC~DSCだけでも彼の人生ストーリーが見えるかのようです。
いったい、彼はどのような悪しき霊たちと契約して生まれてきてしまったのでしょうか?
この一部を読んだだけで暗澹たる気持ちになります。

※ヒトラーは堕天使ルシファーに憑かれていたという説もあるそうで、このLuciferとは「輝く者」という意味になります。サビアンシンボル原文、『輝く影響』にも符合します

さらに決定的なのはMCです。
獅子座4度 『絶壁の端にある岩の塊』
夢を叶える寸前に壁にぶち当たり残酷な結末に終わる。
カルミネートの土星は獅子座13度、自己表現を意味する度数で決して悪いシンボルではないのですが、狂ったように絶叫するあのスピーチを思わせるものがあります。
土星は通常晩年として読むのですが、この場合カルミネートのためMCとセットで実現したと考えられます。

【ASC性格について】
ヒトラーはイメージとして天秤座というよりも、蠍座のイメージのほうが強い人です。カリスマ指導者であり、嫉妬心や猜疑心が強く極端に攻撃的という点で蠍座の悪いところを前面に出した人とも言えます。 このことからASCそのものより、第1ハウスに入るサインの分量で個性が定まる(松村説)のだとも言えそうです。
ただしヒトラーの個性は蠍座そのものではなく「蠍座を遠くから見てイメージした強烈な蠍座らしさ」となっているので、やはり 「サインの後半は次のサインの影響を極端な形で受ける」と考えるべきなのかもしれません。

なお言うまでもないことですが、太陽の牡牛座はやはりヒトラーの個人的な性格にほとんど表れていないと思います。(国を所有していくという行動には表れました)
彼は普通の独裁者とは違い、あまり物に執着のあるタイプではなかったようです。


まとめ

以上の通り、「安倍晋三さんはヒトラーの再来」などと言われていますが、ホロスコープを見れば全く似ていないことが分かります。

ヒトラーはエゴ実現を目的とした自己中心の独裁者ではなかったし、人間界の理念実現に燃えた安倍さんのような政治家でもありませんでした。
彼は歴史上に時折表れるターニングポイントの作成者であり、何らかの霊と契約し、歴史をかき回すべく生まれて来たことは明白です。
太陽牡牛座0度『清らかな山の小川』が表している通り、避けられない運命に従い行動したのだと考えられます。
この意味でヒトラーは良くも悪くも「別格」の異次元霊の従者だったと言えるでしょう。

ちなみにサビアンで同じシンボルを持つからと言って、ヒトラーと同じような人生になるとは言えません。
特に、霊に関係するシンボルは善にも悪にも転び得るものです。
問題は、どのような霊と関わるかです。
低次元や高次元などの基準は正しいとは言えません。
なにしろ「善悪」の判断が地上レベルでは難しいからです。霊の世界では「善悪」など無きに等しいので、ヒトラーが地上基準での悪事をはたらいたからといって、 いわゆる低次元な霊にコントロールされたとは限らないでしょう。悪の権化たる、ある意味では「高次元」霊に動かされたかもしれないのです。
ただ思うに、地上基準で悪とされる霊と契約してしまうと、人間としては不幸だろうと思います。人を救うことで得られる真の喜びとは無縁の人生となってしまうのではないでしょうか。

なお、第8ハウスに冥王星があるからといってヒトラーのように自殺するとも限りませんので、8室に冥王がある方はご安心を。8室に冥王があるだけで自殺するのならかなりの数の人が自殺することになります(笑)。
統計上、自殺と冥王星や土星は関連ありません。
鏡リュウジも述べている通り、「自殺だけはホロスコープに表れない」のです。

--2015年7月30日筆 8月6日加筆--

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